無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 寫眞譚的グルスキー展/吉澤美季 譚   

寫眞譚的グルスキー展もラストです。最後は吉澤美季のグルスキー展感想記。2013年7月3日〜9月16日まで国立新美術館で開催していた『ANDREAS GURSKY/アンドレアス・グルスキー展』。寫眞譚メンバーも全員見にいったのでその展示会についての感想を発表します。
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吉澤美季のアンドレアス・グルスキー展

写真を美術館で観賞することは、なぜか特別な感じがする。
あらたまるというか、
背筋をきちんと伸ばして、作品と対峙しなくちゃいけないというか。
身近なもののはずなのに、
一歩その世界に踏み込んでみようという、明確な意思が必要というか。

いつもと同じ感覚で美術館に行ったら、足下をすくわれて帰ってくる。
そんな私がこの展覧会に行ってみようと思ったきっかけは、
街中に貼られたポスターだった。
『カミオカンデ』。
何が写されているか全くわからなかったけれども、
そこから醸し出される荘厳さから目が離せなかった。

グルスキーの写真は絵画的だ。
写真という手法を用いて絵を描いている。
彼の写真を初めて観た私の第一印象。

とりわけ『無題』シリーズ。
『無題Ⅰ』の絨毯のような、
『無題Ⅹ』の油絵のような、
具象としてシャッターの前にいた被写体が、
形を変えることなく、
色を変え、
質感を変え、
いつの間にか抽象へと変化していく。

写真なのか?
絵画なのか?
それともまた別の……?

あいまいさの中でただただ漂っているグルスキーの写真は、
まるで写真という表現方法に、
小石を投げ入れ、
その波紋を楽しんでいるようだった。

私が一番気に入った写真は、『無題Ⅳ』。
ボロックの絵を写真という表現で切り取った作品。
アートをアートでフィルターする。
その行為に私は思わずにやりとしてしまい、
遠巻きに、腕を組みながら、その作品の前にじっと立っていた。

※文中に出て来る「無題Ⅳ」の写真はコチラ
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引用ページ

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アンドレアス・グルスキーとは(Wikipediaより引用)
ドイツの写真家。
ライプツィヒに生まれ、幼少時に西ドイツに移住。デュッセルドルフ美術アカデミー写真科出身。ベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に師事し[1]、80年代後半から作家活動を開始。パノラミックな視点からとらえた巨大な写真が有名。2012年11月に撮った写真「RehinⅡ」が430万ドル(約4億3000万円)で落札され、地球上に存在する写真の中で史上最高額の値段が付けられた。



今日で寫眞譚的グルスキー展の感想リレーは終了。また来月も違ったテーマで感想記を書きますのでまたおいで頂けると嬉しいです。

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by shashin-tan | 2013-09-25 07:30 | 寫眞譚的review

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