人気ブログランキング |

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 カテゴリ:展示譚( 5 )   

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 五重奏/吉澤美季展示「響奏」   

吉澤美季:響奏
d0321741_95817.jpg



石川省吾 譚
ひとつ関心事への執着やこだわりをとてもうまく写真として提示されると思います。
ふとすれば、見過ごされてしまうような事やものを
表舞台に引っ張り出して華々しくスポットライトを当てること。
これからも持ち続けて欲しい執着です。


井戸博章 譚
シンプルに真っ直ぐ。物事は見方で見えてくる事が変化します。
今一番身近で、大切にしている物をそこにあるよう、自然に捉える。
自然であることが難しく感じる現代で、自然で居る大切さを伝えてくれます。


Gaku 譚
音符が流れるように一つのものに向かっている様子が
すごくよかったなぁと思います。

材料一つ一つが組み合わさって初めてグラノーラになる。

この展示名を作品として仕上げて来たのは美季さんだけです。

グラノーラは好きですけど、作ったことがない身としては
この写真の中の実たちの大きさや量にどんな意味が込められているのかなぁと
(夕方からの在廊ではお腹をすかせつつ)想像させられました。


椿原桜果 譚
五重奏という展示タイトルは
寫眞譚メンバー5人の違う個性が響くようにと思い込めたタイトルだったんですが、
そのタイトルを個人展示にも持って行った唯一の人が美季さんでした。
複数の素材をまとめて作るグラノーラと五重奏。

そしてその素材の一つ一つにスポットをあて
素材を活かしてナチュラルな雰囲気の展示になっていて
グラノーラ、展示雰囲気、五重奏と
今回のテーマが見事にマッチングしてると思いました。


d0321741_95693.jpg

本人:吉澤美季 譚
『五重奏』というタイトルを聞いて、
様々な素材が集まって一つのものになるものがいいなぁと思いました。
5つの楽器の音が重なり、メロディを奏でる「五重奏」。
なにかいいものはないかしら?と身の回りをくるりくるりとみまわしてみると、
グラノーラ作りにはまっている私がいました。
麦に、ナッツに、ドライフルーツ。それから、それから……。
たくさんの素材が奏であって、響きあって、出来上がるよ、グラノーラ!!
額と配置でリズムをつけて、
私の五重奏曲「響奏」が完成しました。
ご来廊くださったみなさま、どうもありがとうございました。


d0321741_7222488.gif

展示譚とは
寫眞譚展示会のそれぞれ出展したブースを、寫眞譚メンバーの感想と本人の展示の意図を説明するブログ企画です。



にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

by shashin-tan | 2014-07-13 07:30 | 展示譚

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 五重奏/椿原桜果展示「生まれた街、育った街、住んでる街〜暑い日と寒い日〜」   

椿原桜果:生まれた街、育った街、住んでる街〜暑い日と寒い日〜
d0321741_902790.jpg



石川省吾 譚
ビビッドな赤とビビッドな白。
脳裏には壁一面の2色が鮮明に記憶されています。
田舎のいかにも日本的な光景がどこか異国感を感じさせるところも面白いです。


井戸博章 譚
有りのままをダイレクトではなく、
桜果さんのレイヤーが積み重なり、視点が揺さぶられる感じがします。
撮影者の存在が強く現れ、そこは本当に存在しているのだろうかとすら
感じる強さがあります。
染まるのではなく染める、被写体に依存しない力が伝わって来ました。


Gaku 譚
おーかさんらしい!が最初の感想でした。

夏をオレンジ、冬を青っぽくまとめて
地元八王子の一コマを並べたもの。

自分を含めて、八王子に住まれていない人には
なかなか想像出来ない暑く寒い日常が詰まってました。

ちょっと欲を言えば、祭と雪以外の
それぞれの季節を感じる写真が展示として観たかった感もありますが
きっとこれからの展示で観ることが出来るのかなと期待しているところです!


吉澤美季 譚
暑い日と寒い日と。
暖色と寒色と。
反対軸をはっきりさせることで、
一段と強まるコントラスト。
その中から見えてくるものは、
身体の奥底から湧き出てくる地元愛。


d0321741_902857.jpg

本人:椿原桜果 譚
去年の寫眞譚展示会〜私のお気に入り〜で地元である八王子の風景を出展して、翌年(つまり今回)の展示が決まった時から「生まれた街、育った街、住んでる街」の第二弾を出そうと決めて1年間、八王子の風景を撮っていました。そこにいる人の自然な表情などが出るように心がけて撮ったものです。もともとRAW現像で好みの色にしてるのですが、今回は左右季節の違いをより出すために夏は暖色、冬は寒色に意図的に強調させました。

ただ…前回の写真といい、今回のこの写真といい、私自身が長閑な光景が好きなせいかそのようなシーンを多く撮ってしまうため、八王子は田舎…と思われてしまってる節がありますが、そんな事もなく58万人が住んで中核市を目指してるかなり賑やかな街です。来年(の展示があれば)は、賑やかな八王子をテーマに生まれた街、育った街、住んでる街」の第三弾を出してみたいと、五重奏が終わった今は思っています。


d0321741_7222488.gif

展示譚とは
寫眞譚展示会のそれぞれ出展したブースを、寫眞譚メンバーの感想と本人の展示の意図を説明するブログ企画です。



にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

by shashin-tan | 2014-07-10 07:30 | 展示譚

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 五重奏/Gaku展示「雫」   

Gaku:雫
d0321741_8573027.jpg



石川省吾 譚
とても深く考え、それを写真にし組みにして展示していることを
Gakuさんの話を聞いて強く感じました。
写真の構成や配置、写真そのものから、
意図をどこまでくみ取れるものなのか。
とても深遠で崇高な挑戦だと思う。


井戸博章 譚
声の届く範囲の空間。
とても個人的なように見えて、どこか懐かしく感じ、繊細で囁くように見せてくれます。
この時を止めたいと願った間をフレームに込める。
確かにあったその間を想う気持ちが心を打ちます。


椿原桜果 譚
Gakuさんの写真は、その向こうに誰かの存在を感じます。
生活を共にしていると、部屋に一人でいても
家のどこかにいる“相手”の気配をどこかしらに感じるように
写真のどこかに常に誰かがいる…
そしてその誰かと優しい時間を
共有して暮らしていくようなそんな写真です。

不思議ですね。


吉澤美季 譚
雫一つ、落ちる寸前。
地上に落ちて空へと昇華したいのに、
未だここにとどまることに意味はあるのだろうか?
いや、あるはずだ。
新しいことが産み出される前の、もがき苦しむ切なさよ。
どうか落ちた地上に幸多からんことを。


d0321741_8572338.jpg

本人:Gaku 譚
雨がひとつの形となって葉っぱから落ちるように
融け始めた氷が氷柱をつたって落ちるように

時間がたつことで初めて形となるような
そんなことをイメージして『雫』という作品にしました。

例えば、誰かと誰かが出会い、時間を過ごして
その想い出が心に残るように。


d0321741_7222488.gif

展示譚とは
寫眞譚展示会のそれぞれ出展したブースを、寫眞譚メンバーの感想と本人の展示の意図を説明するブログ企画です。



にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

by shashin-tan | 2014-07-07 07:30 | 展示譚

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 五重奏/井戸博章展示「エロスw」   

井戸博章:エロスw
d0321741_8523671.jpg

d0321741_8523282.jpg


石川省吾 譚
写す、写るという行為を写真というかたちとは
離れたところで繰り返していくことで生まれてくるもの。
それもまた、広義な写真なのかもしれませんね。


Gaku 譚
120のブローニーフィルムが6x6だと1ロール12枚、と言ったら
その通りなのですが、氷が融けていく過程の12枚の写真、
時計の針が一周するように輪廻しているようか感じがしました。

その氷があった証である一枚の紙
それを目の前にしたときに、実は少なからずショックでした。

漢字としては不適切との意見もある『写真』
そのまま解釈すると真実を写すのが写真。

でも実際には氷が存在した証は
それを撮った写真でも、造った彫刻でもなく
それが融けて染み込んだ紙で、それこそが一番のリアリティを
感じさせるものでした。

となると写真とは・・・?
そこから思考が進められないところが未熟な証だったりするんですよね。

本来のテーマ?であるエロスからは
ほど遠い感想となってしまいました。。。


椿原桜果 譚
今年もいどっちは何か突拍子もない事を考えてるのかな〜と思ってましたが
職業である彫刻を取り入れて「そう来ましたかー」と思ったのが第一印象。

写真はそこにある時間を閉じ込めてしまう特性があると思ってます。
一瞬を切り取って閉じ込めて、
そこからどう動くかは1枚の写真ではわからないものを
それを12枚一定時間で撮影する事によって、時間をプラスして
さらに、その一定時間の撮影の間に彫刻を彫って作成して
溶けていく氷によって、時間の経過をより感じました。

ところで会期中に「(この展示のタイトルは)エロスなんです」と
聞いてたのですがこの記事を書くにあたり確認したところ、
正式タイトルが「エロスw」と知りました。
末尾についた「w」に込められた意味を今度聞いてみたいと思いますw


吉澤美季 譚
世界は変容する。
永遠なものは何一つなく、
今ここにあるものが全てという刹那。
それでもどうにかして記録に、記憶に残そうという行為は、
人の欲というものだろうか…。


d0321741_8523983.jpg

本人:井戸博章 譚
私の作品は、問題提起が根底にあり、[気付き]をきっかけに導入しようと試みました。楽しんで貰うという目的ではないので、感覚で見ようとしても、面白くないと思います。能動的に解こうとした場合に、作品の向こう側に本当の姿が写っているかもしれません。


d0321741_7222488.gif

展示譚とは
寫眞譚展示会のそれぞれ出展したブースを、寫眞譚メンバーの感想と本人の展示の意図を説明するブログ企画です。



にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

by shashin-tan | 2014-07-04 07:30 | 展示譚

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 2014年五重奏/石川省吾展示「20」   

石川省吾の展示:20
d0321741_8445563.jpg


井戸博章 譚
今の僕では撮れない時間、関係、場所 。
すべての人に物語があり、その人だけのかけがえのない瞬間があります。
石川さんは、自身の大切な時間をストレートに私達に届けてくれました。
その眼差しは、暖かい想いに溢れているように感じました。


Gaku 譚
20年という時間は自分にとっては想像が出来ない遠く、手の届かないものです。

キャプションには展示作品のテーマである結婚20周年旅行のことが書いてあります。
でも実際に展示された写真たちは、そのいきさつを感じさせないくらい
旅そのものを客観視したようなものでした。

あえて旅の雰囲気をなくしたのか

歩んだ時間をふとみつめてみたのか
そのことは後で聞いてみたいなぁと思ってます。

そんな前置きはさておき、後ろ姿の写真が全てですよね。


椿原桜果 譚
去年の展示での石川さんの写真の印象は「大人」な写真でした。
今年は「家族愛」を強く感じました。
今回は結婚して20年経って、
初めて夫婦二人だけで旅行した時の写真。
そのせいか、去年見た「大人」な空間ではなく
家族間でしか出せない「ごくごくプライベート」のような
独特の空気感が溢れてた気がします。
それをこっそり傍から覗かせてもらっちゃった感覚w

20周年の後、さらに数年(数十年?)を経て
月日を重ねた石川夫婦の旅の続きも見てみたいです。


吉澤美季 譚
20年を共に過ごした君と見たい景色があるから旅に出た。
凪いだ海、色鮮やかな花、芽吹く木々。
けれども帰ってきてからというもの、旅先でみた景色ではなく、
あのとき交わしたたわいもない会話しか思い出せない。
人生において大切なのは、贈り物でも、非日常でもなく、
このような何気ない日常の一コマなのかもしれない。


d0321741_8445791.jpg

本人:石川省吾 譚
去年のグループ展を終えてこんな言葉を残していました。
「写真と言葉のつながり、言葉が及ぼす写真への作用について、もっと深く真剣に思考し丁寧にアウトプットを出していかなければならない。」
今年の展示は、その昨年の反省を踏まえた、ひとつの答えと言えます。


d0321741_7222488.gif

展示譚とは
寫眞譚展示会のそれぞれ出展したブースを、寫眞譚メンバーの感想と本人の展示の意図を説明するブログ企画です。



にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

by shashin-tan | 2014-07-01 07:30 | 展示譚